ローカル ルール
①SH(Specialized Hitter)制
(1)選手の出場機会を多くする目的から守備は9人とし、攻撃時のみ打者1名を加えることができる。
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(4)SHに代打をおくことができ、野手と交代できる。
運用にあたり:
SHと野手の交代には怪我の時だけという制限はありません。SHをある野手と交代し守備につかせた後、元の野手はSHになります。また新SHは別の野手と交代が可能です。
ポイント:SHにはベンチという10番目の守備位置があり、守備位置は自由に変更できます。ただし、投手以外。
改正理由:
『試合登録選手が10名の時に1名をSHにした場合、怪我人(熱中症など)が出ると負けとなるのを救済してほしい。没収試合を減らし、多くの選手の出場機会を増やす目的から現行規定を改正してほしい。』という要望が会員の方からありました。
審判部から改正案が出され、例会で議論した結果、SHを野手と交代できるようにすれば野手のプレー続行不能時の没収試合は防げる。ただし、怪我人が打席に立てないケースは打順を変更する事はできないため今まで通り没収試合となる。という事になりました。他に控え選手がいればこの限りではありません。
旧:SHに代打をおくことはできるが、その打者は守備につくことはできない。
SH制(1,2,3,5,6)と6-(6)はそのまま
(競技規定1-(4) 、2015.6.25例会にて改正)
④投手の準備投球数の制限
投手の練習球は初回7球、次回から3球以下とする。
ただし、時間短縮の意識を高めるため「以下」を進めて行く。
◆参考:2019公認野球規則:5.07(b)
投手は各回のはじめに登板する際、あるいは他の投手を救援する際には、捕手に8球を超えない準備投球をすることは許される。この間プレイは停止される。
⑤試合は7回戦制、終了定刻10分前、次の回に入らない。
定刻時に試合が終了していない場合は、表側のチームが勝っているか、表のチームが同点に追いついた場合は、前の回(均等回)までの得点で勝敗を決し、記録も前の回までが有効となる。その他の場合は記録は全て有効となる。 審判はプレー終了時にタイムをコールし、試合終了を告げる。
■旧:7回未満で終了定刻になった場合、表および裏側のチームが攻撃中の場合は、前の回の得点で勝負を決する。
5回以降7点差の場合はコールドゲーム
とする。
雨などで試合続行ができなくなった場合は4回をもって成立
し、この場合も勝敗は均等回(表裏)の得点で決する。尚、選手の記録は成立回まで有効となる。
(競技規定6-(5))2013.2.24総会にて赤字を改正)
⑥定刻に試合が終了してない場合の記録
⑧ファールボールの判定2
打球が本塁と一塁または三塁の延長線上にあるポールを巻いてファウルグランドに着地した場合はファウルである。(オンザラインおよびポールに当たった場合はフェアである。)
⑨ファールボールの判定3
怪我防止のため内外野のボールデツト・ラインはベンチの延長線とし、捕球後に余勢でボールデットラインから出た場合はフアウルとなる。
(競技規定12-(6) UCLローカルルール 、2017.3.23例会にて改正)
参考:2017年野球規則改正:5.06(b)(3)(c)、5.12(b)(6)
『野手が飛球を捕えた後、ボールデッドの個所に踏み込んだり、倒れこんだ場合、ボールデッドとなり、 各走者は野手のボールデッドの個所に入ったときの占有塁から1個の進塁が許される』
に伴い、UCLではグラウンド状況からこのルールは適用せず、怪我防止の目的からファウル地域のファウル判定基準を明確にしました。審判員は飛球の捕球位置を確認するために出来るだけボールデッド・ライン(想像上)の見える位置にポジションを取ってください。
⑩コーチャーと走者の接触
本塁打の時、打者走者または他の走者が本塁ベースを踏む前にコーチャーや味方の選手と握手など接触した場合は、接触した打者走者および走者はアウト。他の走者の得点は認められる。
記録は int (コーチャーズ・インターフェアランス)。
(競技規定12-(4) 、2011.2総会にて改正)
参考:公認野球規則(7.09h)
ベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、走者の3塁または1塁への帰塁または離塁を、「肉体的援助」したと審判が認めた場合、走者アウト。これより、「他の走者が元の塁に戻される」という文言はルールには無いので削除し、「打者走者はアウト」を追加。ルール上、ベースコーチは打者走者または走者に対して、 「肉体的援助」 を行わない限り、接触しても違反にはなりませんが、UCLでは本塁打を打った打者走者に限って規定をします。
⑪臨時の代走者
試合中、攻撃側の選手に不虜の事故などで試合の中断が長引くと審判員が判断した時は、相手チームに事情を説明し、臨時の代走者を許可することができる。この代走者は試合に出場している選手に限られ、チームに指名権はない。
尚、臨時代走者に替えて別の代走を送ることはできる。この場合、負傷した選手に代走が起用されたことになり、負傷選手は以後出場できない。
a: 打者が死球などで負傷した場合、投手と捕手を除いた選手のうち、打撃を完了した直後の者とする。
b: 塁上の走者が負傷した場合、投手と捕手を除いた選手のうち、その時の打者を除いた打撃を完了した直後の者とする。
c: 記録は、全て元の走者の記録となる。
(競技規定12-(5) 、2013.6.27例会にて決定)
審判部より:公認野球規則[3.04]では臨時代走者(コーティシー・ランナー)は認められていません。高野連の特別なルールです。)
ルールブック通りに改正1
投手の牽制球がボールデッド区域に入った時の進塁数
野手の暴投がファウルグランドに出てボールデッドとなった場合は、走者は占有塁から2つの安全権が与えられる。但し、 投手が投手版を踏んだ状態からのけん制球の場合は各走者に1つの安全進塁権が与えられ、投手版を外した場合は野手と同じである。
(競技規定12-(3)、 2012.2総会にて改正)
改正理由:
公認野球規則通りとした。(公認野球規則: 7.05h)
公認野球規則では投手板を踏んだままの状態からの牽制球がボールデッド地域に入った場合は、各走者には1個の進塁権が与えられる。
(公認野球規則: 8.01eと7.05g)
補足説明:投手板を外して牽制した場合は、野手の送球とみなされ、各走者には2個の進塁権が与えられる。